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理事長挨拶
日本糖尿病・肥満動物学会理事長
門 脇 孝

 この度2007年2月10日の総会を以って、「日本糖尿病動物研究会」は「日本糖尿病・肥満動物学会」へ改称いたしました。それに伴い学会の理事長に選出していただきました。本学会は研究会として発足して21年目を迎えますが、創立者であり、初代会長の後藤由夫先生、また2代目会長の金澤康徳先生を中心とする先輩の先生方の御尽力により大きく発展してまいりました。この20年間余り、我が国の糖尿病モデル動物を用いた研究は、研究会として発足当初の頃からの自然発症糖尿病モデル動物を用いた研究に加え、遺伝子操作を用いた糖尿病モデル動物の研究も大きく花開いています。その中で、糖尿病動物研究のリーダーとして国際的にも活躍してこられた先輩の先生方に加え、中堅・若手の優秀で熱意のある糖尿病動物研究者も数多く育っています。
 糖尿病と合併症の成因や治療に関する研究においては、動物モデルを用いた研究が不可欠であります。日本糖尿病動物研究会はこれまで、糖尿病動物研究に特化した唯一の研究会として研究の発展と人材の育成に大きな役割を果たしてまいりました。また近年、糖尿病の原因としての肥満研究が更に活発に行なわれるようになり、肥満動物研究者も増加しています。我が国の糖尿病・肥満動物研究が国際的にも極めて大きな貢献をしていることは会員の皆様もよくご存知のとおりであります。糖尿病・肥満と合併症の成因解明と治療法開発が正念場を迎えている現在、日本糖尿病・肥満動物学会の使命は益々重みを増していると言えます。私は、今回の研究会から学会への改称にあたり、これまでの歩みに学びつつ、学会を支えている多くの会員の皆様と一緒に、多くの新しい試みも意識的に取り入れながら、本学会を益々発展させるために努力していきたいと考えています。本学会を支える各分野の研究者、臨床医、実験動物あるいは製薬関連企業の研究者など、学会員の皆様のご協力を何卒よろしくお願いいたします。

 
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